正直に言おう。
ない
正確には「ほとんどない」のである。
家族・他人(友人やサンタ等含む)から貰ったクリスマスプレゼントで鮮明に思い出せるものがない。
貰ってはいるはずだ。
ただ、思い出にほぼ残ってないのである。
勘違いしないで欲しいが、クリスマスプレゼントに限らず思い出はほとんどない。
脳みその思い出メモリがフロッピー並み(1.4MB)で、日々更新されているのだ。
アラフォーぼっちはイベントと無縁だ。
そう、日々思い出が削除されているだけなのだ。
しかし、やはり残っている思い出もある。
覚えているのは2つだ。
・電動スノコ
・初めてのクマのぬいぐるみ
脳内思い出ファイルが上書きされちゃう前にここに記そうと思う。
今回は電動スノコ編でお届けする。
小5のクリスマスプレゼントの話だ。
父ちゃんは元々DIYが好きで、自分が作れそうなものならなんでも作っちゃう人だ。
そんな父ちゃんが扱う工具に小さいながらに憧れた記憶がある。
幼稚園時はハンマーで釘をまっすぐ打ち込む練習をし、小学校低学年には電動ドリルでネジをまっすぐ締める練習、中・高学年にはノコギリで木材を真っ直ぐ切る方法を教わった。
そんな中、小5の年は木材加工に興味があった。
当時、動物の形に切った木材パズルが一瞬流行っていたと思う。それを作りたかったのだ。
そういう思考になったのは、おそらく父ちゃんの影響だろう。
(うまく誘導されたのかもしれない)
ある日「サンタに電動スノコお願いしたら?」と父ちゃんに言われた気がする。
『なるほど…確定か』となったと同時に、ちょっと渋った記憶がある。
通っていた小学校には私含めクソガキが多かったため、サンタの労働状況については小1ですでに知っていた。
しかし、誕生日プレゼントがなかった我が家で無条件でプレゼントが貰えるなら、サンタの労働状況については知らないことにするのが自分のためになるので黙っていたのだ。
だから「小5になってもサンタ…?」と思ったそこのあなた。しーっ。
小5だ。
ポケットピカチュウやゲームボーイが欲しいお年頃だ。
しかし、クリスマス当日はやはり「電動スノコ」が手元に届いたのだ。
もちろんしっかり楽しく制作に取り組んだ。
主に父ちゃんが。
私はすぐに嫌になってやめたと記憶している。
・技術がないと細かい部分が綺麗に切れない
・終わった後の木の粉の片付けが面倒臭い
技術のないこだわり屋さんの飽き性にとっては、辞めるのに十分な理由だった。
その後も数年間、父ちゃんが活用していたので、「サンタさんありがとう」である。
以上が小5の頃にサンタからもらった「電動スノコ」の思い出だ。
思い出のもう一つ「初めてのクマのぬいぐるみ」については、来年のクリスマス付近にUPできたらと思う。
それかエッセイネタがなくなったら投下する。
それまで、このサイトが続いていますよーに!
コメント